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詐欺・悪質商法対策2026.06.17 公開2026.06.21 更新

「未公開株」「必ず儲かる暗号資産」の儲け話に注意|うまい話の手口と断り方

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上場すれば数倍になる未公開株を、特別にあなただけに」 「必ず値上がりする暗号資産(仮想通貨)がある」—— 電話や知人、SNSを通じて、こんな“うまい話”が持ちかけられることがあります。 結論から言うと、「必ず儲かる」「あなただけ」の投資話は、まず詐欺を疑うべきです。 よくある手口と、大切なお金を守るための断り方を中立的に整理します。

「未公開株」の儲け話とは

未公開株とは、まだ証券取引所に上場していない会社の株式のことです。 詐欺では「もうすぐ上場する。今買えば上場後に何倍にもなる」と勧誘してきますが、 実際には上場予定もない、価値のない株を高値で売りつけられるケースがほとんどです。 そもそも本物の有望な未公開株が、見知らぬ個人に電話で売られることは通常ありません

「暗号資産(仮想通貨)」の儲け話とは

必ず値上がりするコイン」「預けるだけで毎月配当」「上場前のトークンを特別価格で」など、 暗号資産を使った儲け話も増えています。 実体のないコインを買わせたり、偽の取引所・運用サイトに入金させて 最後は出金できなくなる手口です。値動きの大きさや新しさにつけ込んでくるのが特徴です。

手口①|「今だけ」「あなただけ」「上場間近」で急がせる

このチャンスは今だけ」「一般には出回らない」「あなただから特別に」と、冷静に考える時間を与えずに契約を迫ります。 本当に有望な投資なら、急いで見知らぬ人にすすめる必要はありません。

手口②|「劇場型」で複数の業者が登場

ひとつの詐欺に複数の業者や人物が役割を分担して登場することがあります。 「A社からパンフレットが届く→B社から“その株を高く買い取る”と電話」など、あたかも価値があるかのように演出して信用させる手口(劇場型)です。

手口③|有名企業・公的機関の名前を出す

実在する大手企業・有名人・公的機関の名前を勝手に出し、 「あの会社が関わっている」「国が認めた」などと言って安心させようとします。 名前を出されても、うのみにせず必ず自分で確認することが大切です。

手口④|最初の「配当」で信用させ、追加入金させる

はじめのうちは配当や利益を装ったお金を振り込み、「本物だ」と信じ込ませてから、さらに大きな金額を投資させます。そして、ある日連絡が取れなくなる——というのが典型です。

「必ず儲かる」「元本保証」「未公開株を一般に販売」は詐欺のサイン

投資に「絶対」「必ず儲かる」「元本保証」はありません。これらの言葉が出た時点で詐欺を疑いましょう。 とくに、見知らぬ相手から電話やSNSで持ちかけられる未公開株・暗号資産の話は、まず詐欺と考えてよいです。 「うまい話は、向こうからは来ない」——その場で契約・入金せず、きっぱり断り、家族や窓口に相談しましょう。

身を守るためのポイント

  • 未公開株は本来、一般に出回らない。電話やSNSでの勧誘はまず疑う
  • 「必ず儲かる」「元本保証」「上場間近」は詐欺の決まり文句
  • 株や投資をすすめる業者が金融商品取引業者として登録されているか確認する
  • 暗号資産なら、国に登録された暗号資産交換業者かを確認する(無登録業者は危険)
  • 名前を出された企業・機関には自分で直接問い合わせて事実か確かめる
  • その場で契約・入金しない。少しでも怪しければ相談する

まとめ|「うまい話は向こうから来ない」

  • 未公開株・暗号資産を装った“必ず儲かる”話は詐欺の典型
  • 「今だけ」「あなただけ」で急がせ、劇場型や有名企業の名前で信用させる
  • 最初の配当で信用させ、追加入金させて消える
  • 登録業者か確認し、その場で契約しない。怪しければ相談を

勧誘されて迷ったら、契約の前に相談を

強引な勧誘や、契約・入金してしまって不安なときは、消費生活センター(電話「188」)に相談できます。 詐欺の疑いがある場合は警察相談専用電話「#9110」へ。 投資をすすめる業者が登録されているかは、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で確認できます。 一人で判断せず、契約の前に相談することが被害を防ぐ近道です。

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この記事を書いた人

みのり

元銀行員・FP3級。住宅ローンや高齢者向け金融商品の相談窓口での経験をもとに、 家賃・住宅・相続・保険など「お金のトラブル」をわかりやすく解説しています。

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