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詐欺・悪質商法対策2026.06.17 公開2026.06.21 更新

固定電話で「海外からの不審な電話」を着信拒否する方法|国際電話を使った詐欺の対策まとめ

この記事は約4分で読めます

最近、固定電話に「」や「010」「00」から始まる海外からの不審な電話が増えています。 国際電話を悪用し、自動音声で「料金が未納です」などと不安をあおる詐欺も報告されています。 ここでは、固定電話でできる海外からの迷惑電話への対策を、正確な情報にもとづいて整理します。

なぜ「海外からの電話」に注意なのか

近年、国際電話番号を使った特殊詐欺が問題になっています。 自動音声ガイダンスで「未払い料金がある」「あなたの口座が不正利用された」などと言い、 番号を押させたりお金をだまし取ろうとする手口です。 また、不審な着信に折り返してしまうと、高額な国際通話料がかかる被害もあります。 身に覚えのない海外からの電話は、出ない・折り返さないが基本です。

まず知っておきたい大前提

NTT東日本・西日本によると、固定電話やひかり電話は外国の通信事業者と直接つながっていないため、「特定の国番号だけを拒否する」「国際電話の着信を一律で止める」ことは基本的にできません。 そのため、海外からの迷惑電話には下記のような対策を組み合わせて備えるのが現実的です。

対策①|知らない番号は「出ない・折り返さない」

いちばん基本で確実なのがこれです。「+」や「010」「00」から始まる番号や、 見慣れない番号は出ないこと。留守番電話を活用し、 本当に必要な相手ならメッセージが残るはずです。折り返しは絶対にしない(高額通話料・詐欺につながります)。

対策②|ナンバー・ディスプレイで番号を見てから出る

相手の電話番号を画面に表示する「ナンバー・ディスプレイ」を契約すると、 出る前に発信元を確認できます。海外からの不審な番号だと分かれば、出ずに済みます。

対策③|ナンバー・リクエストで「非通知」を拒否

ナンバー・ディスプレイに加えて「ナンバー・リクエスト」を契約すると、番号を通知してこない(非通知)着信を、呼び出し音を鳴らさずに自動で拒否できます。

対策④|迷惑電話おことわりサービス

NTT東西の「迷惑電話おことわりサービス」に申し込むと、 かかってきた迷惑電話の番号を登録して、以後は自動で拒否できます (登録できるのは最大30件)。海外からの番号も登録して拒否できます。 ※一度かかってきた番号を登録する仕組みのため、番号が次々変わる相手には完全ではありませんが、有効な対策のひとつです。

対策⑤|「迷惑電話防止機器」を使う

着信拒否機能のついた電話機や、今の電話機に後付けする迷惑電話防止アダプターもあります。 「この電話は録音されます」と自動で警告を流すタイプは、詐欺の抑止に効果的とされています。自治体によっては、高齢者向けにこうした機器を無料で貸し出したり購入費を補助している場合があるので、 お住まいの市区町村に問い合わせてみる価値があります。

対策⑥|国際電話を使わないなら「発信そのものを止める」

ふだん海外へ電話をかけることがない家庭なら、国際電話の発信を止める無料の手続き(NTTコミュニケーションズの「国際電話不取扱受付」など)を利用できます。 これは着信拒否ではありませんが、万一折り返してしまっても高額な国際通話料が発生しないため、 被害を防ぐ保険になります。手続き方法は国際電話不取扱受付センター(公式サイト)で確認できます(電話での申し込みは0120-210-364/平日9〜17時・通話料無料)。

高齢のご家族を守るために

  • 設定が難しい場合は、家族が代わりに申し込み・設定を手伝う
  • 常に留守番電話にしておき、用件を確認してからかけ直す習慣にする
  • 「お金」「未払い」「還付金」などの電話はいったん切って家族や窓口に相談する、と約束しておく
  • 録音機能つきの電話機にしておくと、詐欺の抑止と証拠の両方に役立つ

まとめ|「組み合わせ」で守る

  • 固定電話では国番号だけの拒否・国際一律拒否は基本できない
  • まずは出ない・折り返さない。留守電を活用する
  • ナンバー・ディスプレイ+おことわりサービス+防止機器を組み合わせる
  • 海外にかけないなら国際電話の発信停止で折り返し被害も防ぐ

不審な電話・詐欺かなと思ったら

お金を要求されても、その場で支払ったり個人情報を伝えたりしないこと。 詐欺かもしれないと感じたら、警察相談専用電話「#9110」、消費生活センター(電話「188」)に相談できます。 サービスの申し込み方法は、契約している電話会社(NTT東日本・西日本など)の公式サイトや窓口でご確認ください。

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この記事を書いた人

みのり

元銀行員・FP3級。住宅ローンや高齢者向け金融商品の相談窓口での経験をもとに、 家賃・住宅・相続・保険など「お金のトラブル」をわかりやすく解説しています。

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