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保険の見直し2026.06.21 公開

旅行保険は不要?「多くの旅行では入らなくていい」と言われる理由とクレカ付帯の活用法

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旅行のたびに、空港のカウンターやネットで「念のため」と申し込む旅行保険。 でも、お金の面から見ると、結論は「多くの旅行では入らなくていい」です。 国内旅行なら公的医療保険(健康保険)が使え、海外でも持っているクレジットカードに旅行保険が自動で付いていることが多いから。 わざわざ別で入ると補償が重複して、払いすぎになりがちです。 不要と言える理由と、それでも入ったほうがよい例外を整理します。

旅行保険とは

旅行保険は、旅行中のケガ・病気の治療費、持ち物の破損・盗難、他人への賠償、飛行機の遅延などを補償する保険です。 とくに海外では医療費が高額になることがあるため備えとして案内されますが、 実は多くの人が「すでに別の形で備えている」のがポイントです。

不要と言われる理由①|国内旅行は健康保険が使える

国内旅行で病気やケガをしても、いつもの健康保険証で病院にかかれます。 自己負担は原則3割で、高額になっても高額療養費制度で上限が抑えられます。 つまり国内旅行の医療については、すでに公的保険でカバーされているわけです。 短期の国内旅行のために、わざわざ医療補償の保険に入る必要性は高くありません。

不要と言われる理由②|海外はクレカに付いていることが多い

多くのクレジットカードには海外旅行保険が自動で付帯しています。 持っているだけで対象になる「自動付帯」や、その旅行の代金をそのカードで払うと対象になる「利用付帯」があり、治療費・賠償・携行品・救援者費用などが補償されます。 まずは手持ちのカードの付帯保険を確認するのが先決。 知らずに別の保険に入ると、同じ補償に二重でお金を払うことになりかねません。

不要と言われる理由③|空港・店頭で入る保険は割高になりがち

出発直前に空港カウンターで申し込む保険は、手厚い分だけ割高になりがちです。 「念のため全部入り」のプランは、すでにカードでカバーされている補償まで重ねて買っていることが多いもの。 本当に必要な補償だけを選べば、そもそも入らない・入っても最小限で済むケースが大半です。

入る前に「すでに備えていないか」を確認する

旅行保険を申し込む前に、まず①国内なら健康保険、②海外ならクレジットカードの付帯保険を確認しましょう。 多くの旅行は、この2つで必要な備えがすでにそろっています。 「不安だから」と店頭で勧められるまま全部入りに加入するのは、補償の重複=払いすぎのもと。 浮いたお金は旅行そのものや、いざというときの貯金に回すほうが合理的です。

例外|それでも備えたほうがよいケース

いっぽうで、次のような場合はカード付帯では足りず、上乗せを検討する価値があります。 その場合も「全部入り」ではなく、足りない部分だけ・ネットで安くが基本です。

  • 医療費が極端に高い国(アメリカなど)へ行く。カード付帯の治療費上限では不足しがち
  • 長期の滞在・留学・周遊で、カードの補償期間(多くは出発から90日など)を超える
  • 持っているカードに旅行保険が付いていない、または治療費の補償が小さい
  • 登山・ダイビングなどケガのリスクが高い活動をする

かしこい使い方|まず確認、足りなければ最小限

  • 手持ちカードの付帯保険を確認(自動付帯か利用付帯か・治療費の上限・補償期間)
  • 複数枚持っていれば、治療費の上限は合算できることが多い(賠償などは合算不可な項目も)
  • 足りない分だけネットの旅行保険でピンポイント加入(店頭の全部入りより安い)
  • 国内の短期旅行は、基本的に新規加入は不要と考えてよい

まとめ|多くの旅行では「入らなくていい」

  • 国内旅行は健康保険+高額療養費で医療はカバー済み
  • 海外はクレジットカードの付帯保険で足りることが多い
  • 店頭の全部入りは補償が重複して割高になりがち
  • 例外は高額医療の国・長期滞在・付帯なしカード・危険な活動
  • まず確認、足りなければネットで最小限が合理的

加入を迷っているときは

「不安だから」となんとなく入る前に、健康保険とクレジットカードの付帯保険ですでに備えていないかを確認しましょう。海外の医療事情や必要な補償額は渡航先で変わります。 保険の説明や勧誘で納得できない点があれば、消費生活センター(電話「188」)に相談できます。 本記事は一般的な情報提供であり、加入・非加入をすすめるものではありません。最終的には渡航先や旅程に合わせてご判断ください。

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この記事を書いた人

みのり

元銀行員・FP3級。住宅ローンや高齢者向け金融商品の相談窓口での経験をもとに、 家賃・住宅・相続・保険など「お金のトラブル」をわかりやすく解説しています。

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